徒然たびたび夫婦旅

温泉、車中泊、プチ旅行…。夫婦ふたりで気ままにお出かけ日記♪

嫁と車と湯巡り旅 諏訪温泉の巻③

ふづきです。


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嫁のさつきと、車中泊での車旅を満喫しています。


毒沢鉱泉から車を走らせ、下諏訪温泉街へ向かいます。
自分はあまり興味はないのですが、さつきは神社巡りも好きだということで、まずはお世話になる諏訪の顔「諏訪大社」へ御参りとします。



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【諏訪神社前 公衆トイレ】ふづき撮影


諏訪大社の入り口右手にある公衆トイレですが、
なんと手湯があるんです!



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【公衆トイレ 手水処】ふづき撮影


神聖な場所での温泉というのも、また別格な味わいを感じます。


鳥居の前で一礼をし、神様の通り道を邪魔しないよう端から入ります。

なぜでしょうか、神社というのは身も心も厳かなというか、締まるような気持ちにさせるものです。見上げると、樹齢数百年というような木々が私たちを迎え入れ、小鳥の囀りが「ゆっくりしてってね」と歓迎しているかのように聴こえてきます。


写生会をしているご年配の方々の多さから、ここがどれほど人気のある場所なのかが想像できます。



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【諏訪大社】 ふづき撮影


目の前にすると、その存在感に足が止まります。(さつきは躊躇することなく進んでいきましたが…笑)



二礼

二拍手

一礼



「南無阿弥陀…、違ったΣ(゜Д゜) …失礼しました」

「この旅がより良いものとなりますように…」

「家族みんなが怪我や病気なく幸せに過ごせますように…」

「この先もずっと、さつきを幸せにしていきますので、見守っていて下さい…」



いつも欲張ってお願い事をしてしまいますが、このような(欲張りなお願い事をすることではなく、参礼儀作法に重んじて参拝する)ときに自分が日本人だなと、しみじみ感じます。



ふづき「御朱印、貰わなくて良いの?」

さつき「もちろん貰いに行くよー!御朱印帳忘れた!」


・・・(゜ロ゜; マタ?




鳥居の前で

「ありがとうございました」

一礼を済ませて、

目的の湯巡りへ。





車では見過ごしてしまう所にありがちな共同浴場。
しかも駐車場のないことも多々あるため、観光客用の駐車場に停めさせていただき、さつきと下諏訪ぶらり旅を始めます。
(諏訪湖周辺の共同浴場には無料駐車場があることに、この時点では気づかなかったのでした…親切な街ですね)



諏訪湖周辺にはおよそ80もの共同浴場があると言われています。しかし、そのほとんどは地元民だけが利用でき、一般客には利用できなくなっているそう。大事にされているんだなぁと感じます。そんな大事にされているのならば、すごく良いお湯が沸いているに違いない、そう想いを寄せつつ、一般客も入れる共同浴場を巡ります。



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【旦過の湯】ふづき撮影


下諏訪で一番熱いと言われる場所。浴槽が3つあり、熱湯(47℃)、温湯(44℃)、露天(表記なし、体感42℃)。身体を洗い、まずは温湯に。
「あ~。気持ちが良い」

お湯はナトリウムーカルシウムー硫酸塩ー塩化物泉で、無味無臭、透明な柔らかい肌触り。すぐに汗が吹き出してきます。この温度でも十分熱いですが、銭湯や共同浴場ではあまり見ない47℃のお湯にも入らせていただきます。

「あー、やっぱり熱いね!」

自分は熱湯好きなので入りますが、地元の人でも入っている人はあまり見かけず、観光客の方は足だけ付けてすぐに温湯に入る様。

熱いけども、湯上がりはさっぱり!露天の石のイスに腰かけ、涼んで、また熱湯に入り、涼んで…。

これが最高です!



ふづき「熱かったけどいいお湯だね!」

さつき「汗が引かないね!」



外に出ると、ふづき大好物の飲泉?できそうな蛇口があります。



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【旦過の湯 お湯汲み場】ふづき撮影


ふづき「ウマイ。温泉の香りが口の中に広がる。さつきも
飲みなよ」

さつき「じゃあ一口…、もういい…」


持参の500mlペットボトルにお湯を汲み、飲みながらの湯巡り♪



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【新湯】ふづき撮影


ナトリウムーカルシウムー硫酸塩ー塩化物泉
湯船の温度は44℃位、タイル張りの浴槽で深く、そこそこ広い。お湯感は旦過の湯に似てる。番台さんはいるが、どこも券売機で入浴券を買うシステムになっている。



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【菅野温泉】ふづき撮影


ナトリウムーカルシウムー硫酸塩ー塩化物泉
今回は立ち寄っただけだが、この佇まいはとても面白い。暖簾の先の通路を歩くと入り口に辿り着く。喫煙のできる休憩所が目の前にあり、お風呂上がりに一服のできる、愛煙家にはありがたいお風呂と言える。



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【矢木温泉】ふづき撮影


ナトリウムーカルシウムー硫酸塩ー塩化物泉
目の前に温泉利用者専用の駐車場があり、番台さんはいなく、券売機で入浴券を買って、男女別の入り口を入り、券を入れるという、変わったシステム。お湯は他よりも少し温く、タイル張りの広い浴槽にかけ流しされている。



他にも下諏訪には【湖畔の湯】や【みなみ温泉】等、一般客にも入ることのできる温泉があります。温泉巡りで来るには、満足のできる場所ではないでしょうか。





湯巡りを満喫して、諏訪湖の見える駐車場で車中泊。
これがまた贅沢なロケーション。



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諏訪湖湖畔より、ふづき撮影



この夜景を眺めながらの晩酌。
さつきとふたり、幸せな時間を過ごせるのは、

「同じ趣味を共感できること」

に尽きると思います。



諏訪湖とさつきに乾杯!
(`・з・)ノU☆Uヽ(・ω・´)





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